発泡錠の代表~カマグラ発泡錠について

今回は発泡錠ということをご紹介します。

発泡錠は何でしょうか?発泡錠ということは炭酸水素ナトリウムとクエン酸または酒石酸を含み、わずかな水分で炭酸ガスを発生して発泡し、速やかに崩壊する錠剤です。制酸剤や鎮痛剤の錠剤があります。また、局所適用の膣錠は多くが発泡錠になっており、挿入された錠剤中の薬物が発泡によりまんべんなく行き渡るようになっています。用時溶解して用いるうがい薬などの錠剤にも用いられます。

発泡錠の第一の特性として、発泡錠は泡によって有効成分をその周辺に広げ、しかもある程度の時間、泡とともにその場所に薬効成分をとどめておくことができます。湿潤部位に使用するにはとても有益な特性ですので、局所適用である膣錠は発泡錠剤として作られることが多いようです。

発泡錠の第二の特性は、崩壊によって薬効成分が素早く放出されるということです。これは内服薬の成分が「どのように体内に放出されるか」ということがとても重要です。放出の方式が二つあります。一つ目は一定の量を少しずつゆっくりで放出することで、二つ目は必要量を一気に放出することです。発泡錠は必要量を一気に放出するという方式のお薬です。

発泡錠のお薬はたくさんありますが、最も有名なものはカマグラ発泡錠です。カマグラ発泡錠とはアジャンタファーマ社が製造販売するバイアグラジェネリックのカマグラの発泡タイプになります。カマグラ発泡錠は水に入れたら発泡し素早く崩れるようにしたものです。

カマグラ発泡錠の効果もバイアグラの有効成分であるシルデナフィルクエン酸塩を含有しているので効果や副作用、併用禁忌薬はバイアグラと同じです。

カマグラ発泡錠
カマグラ発泡錠

カマグラ発泡錠もホスホジエステラーゼ5(PDE-5)阻害剤になりますので作用機序も同じです。サイクリックGMPの分解を抑制しPDE-5を阻害して血管を拡張させることで陰茎の血流を増量し勃起を促します。

更にこのカマグラ発泡錠は通常の錠剤とは異なり水にとかして服用するタイプになりますので、通常の錠剤よりも即効性は高くなっています。味も飲みやすいオレンジ味になっています。

性行為の前約1時間前にカマグラ発泡錠を1錠水に十分溶かしてかき混ぜた後に服用して下さい。4~6時間はバイアグラと同じ効果が持続できると言われています。食事中でも構いませんが、なるべく空腹の時にカマグラ発泡錠を服用する事をお勧めしています。

カマグラ発泡錠は副作用として頭痛、顔のほてり、動悸、鼻づまりが出ることがあります。一日一回の服用で、前回の服用から最低24時間以上の間隔を開けるよう注意してください。